2004年7月25日(日)「しんぶん赤旗」
日本医労連(日本医療労働組合連合会)の第五十四回定期大会は二十四日、三日間の討論を終え、二〇〇四年度運動方針などを採択して閉幕しました。
討論では、住民と共同を広げて病院閉鎖計画を撤回させたり、地域医療を守れと奮闘している経験や、医療・介護の職場で増大しているパート・非常勤職員を組合員に迎え入れて前進しているとりくみなどが報告されました。
また看護師が長時間勤務を強いられ、日勤の場合でも午後九時以降に退勤せざるをえないなど、看護師の増員の切実さが浮き彫りになりました。
大会では、小泉政権による憲法改悪と医療・社会保障の営利化とたたかい、いのちを守る医療労働者の役割を発揮して奮闘する運動方針を全員一致で採択しました。
新しく選出された役員は次の通りです。(敬称略、新以外は再任)
▽委員長=田中千恵子▽副委員長=佐藤順子、大村淑美、木間裕、佐竹良夫、前川昌人、末永広司、池田寛(新)▽書記長=西川活夫