2004年7月26日(月)「しんぶん赤旗」
【カイロ=小泉大介】イラク駐留米軍は二十五日、首都バグダッド北方約五十キロのバクバ近郊で同日、武装勢力と交戦し、十三人を殺害したと発表しました。戦闘は武装ヘリも動員した激しいもので、地元病院関係者は、この戦闘で民間人一人が死亡、六人が負傷したとしています。
一方、米軍報道官は二十五日、北部ベイジで前日に道路脇に仕掛けられた爆弾の爆発により負傷していた兵士一人が、二十五日になって死亡したと発表しました。
米軍は二十四日にも、イラク西部のアンバル州で二十三日、米海兵隊員一人が戦闘中に死亡したと発表しました。
また二十四日には、首都バグダッド北方約百キロのサマラで、バグダッドに石油を補給するパイプラインが爆破され、炎上しました。