日本共産党

2004年7月28日(水)「しんぶん赤旗」

米民主党大会が開幕

ブッシュ大統領の政策批判


 【ボストン=浜谷浩司】米民主党の全国大会が二十六日午後(日本時間二十七日午前)、ボストンで開幕しました。

 初日の主要演説は、クリントン前大統領、ヒラリー・クリントン上院議員、カーター元大統領、二〇〇〇年の大統領選をブッシュ大統領と争ったゴア元候補が行い、ケリー候補への支持を訴えました。

 クリントン前大統領は、ブッシュ大統領が米国を「右に大きく押しやり」、イラク問題や地球温暖化防止、国際刑事裁判所、弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約、核実験禁止などで、同盟諸国に「背を向けた」と批判。ケリー候補が、ベトナム戦争でも率先して「センド・ミー」(私を送れ)と申し出たと、同候補をたたえました。

 会場周辺は厳重な警戒態勢が敷かれました。周辺のビルに警察の監視カメラが多数配置され、道路は封鎖され、高速道路からも車の影が消えました。地下鉄では乗客のバッグの中まで調べる物々しさです。

 同日は、「平和と正義のための連合」(UFPJ)などがデモ行進を行いました。ただ、警戒体制が厳しいことなどから、規模は大きくありませんでした。


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