2004年7月31日(土)「しんぶん赤旗」
日本共産党の志位和夫委員長は三十日、民主党が臨時国会に提出した改悪年金法の廃止法案について記者団に問われ、「改悪年金法を廃止するという一点で賛成したい」とのべました。
志位氏は、民主党法案が政府の改悪年金法を廃止するものになっているとのべるとともに、「税制と社会保障制度の『一体的な見直し』と称して消費税増税に道を開く自民・公明・民主の『三党合意』の内容が『付則』として盛り込まれていることなどわが党として賛成できない内容も含まれている」と指摘しました。
そのうえで「私たちが公約として掲げた改悪年金法の廃止という一点で賛成する立場でのぞむ。その際わが党として賛成できない問題点についてはきちんとのべることになる」とのべました。