日本共産党

2004年8月8日(日)「しんぶん赤旗」

矢臼別に米軍いらない

全道集会

“憲法守れ、平和守れ”


 在沖縄米海兵隊の移転候補地とされている陸上自衛隊矢臼別演習場(北海道別海町など三町)で「米海兵隊の矢臼別駐留反対 平和憲法の改悪許すな!」8・7全道集会が七日午後開かれ、姫路をはじめ関西、関東や道内から夜行バスで七時間かけ参加した人など六百五十人が集いました。

 会場の川瀬牧場は、有刺鉄線で囲まれた広大な同演習場のど真ん中。自衛隊の「立ち入り禁止」の看板を圧倒し、林立する「二万町歩を農民に返せ」のノボリが目立ちます。

 主催者(同実行委)を代表して山下忠孝さんがあいさつ。日本共産党の大門実紀史参院議員が「自民、公明、民主が改憲のテンポを早めるなか、ここ一、二年が激しいせめぎあいになる。いまこそ『憲法を守れ、平和を守れ』の声を矢臼別と全国からあげていきましょう」と激励しました。

 演習場内に住む川瀬氾二さん(78)は「今年に入り、出入りの自由が制限され、国家主権の強化の気配を感じる。米軍の移転構想と連動しているのではないか」と述べ、さらなるたたかいの決意を表明しました。



もどる
「戻る」ボタンが機能しない場合は、ブラウザの機能をご使用ください。

日本共産党ホームへ「しんぶん赤旗」へ


著作権 : 日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 Mail:info@jcp.or.jp