2004年8月14日(土)「しんぶん赤旗」
日本共産党の赤嶺政賢沖縄県委員長(衆院議員)は、米軍のヘリコプター墜落直後に現場に駆けつけ、次のようにコメントしました。
周辺の人家には、コンクリートの破片やプロペラの残がいが飛びこむひどい状況です。現場上空では、事故を起こしたのと同じ型のヘリコプターが事故後も、飛び交っており、米軍の無神経さに大きな憤りを感じます。
今回の事故の原因は、住宅や教育施設などが密集する市街地の上空で、米軍が飛行訓練を続けていることにあります。私たちは、何度もこの危険を指摘し、市街地上空での飛行の中止を求めてきました。今回の事故は、この危険が生々しい形で現れた結果です。
在沖米軍が、沖縄県民の安全を無視している事態を放置するわけにはいきません。日本共産党沖縄県委員会は、関係機関に対し、(1)事故の原因と全容の徹底解明(2)市街地上空での飛行の即時中止(3)普天間基地の無条件撤去―をただちに求めていきたいと考えています。