2004年8月19日(木)「しんぶん赤旗」
沖縄県宜野湾市での米軍ヘリ墜落・炎上事故で、同市の伊波洋一市長は十八日、内閣府、外務省、米大使館、防衛庁を訪ね、「市民の我慢は限界にきている」などとして米軍の飛行訓練中止と、同市の中心部にある米海兵隊普天間基地の閉鎖・撤去など五項目を要請しました。
同市長は、「危険な飛行場をいかに閉鎖するかに焦点を当て政府として対応してほしい」とのべました。また、米軍が沖縄県警の現場検証を拒否した問題で、「法治国家である日本の主権が厳しく侵害されている」と抗議しました。伊波市長は小泉純一郎首相との面会を要望しましたが、日程調整がつかないことを理由に官邸側が拒否しました。