2004年8月19日(木)「しんぶん赤旗」
日本共産党山口県委員会(山本丈夫委員長)と同県議団(水野純次県議団長)は十八日、十三日に沖縄県宜野湾市で米軍岩国基地所属のCH53Dヘリコプターが墜落事故をおこしたことをうけ、同ヘリの岩国基地からの撤退を国、米軍に求めるよう、二井関成知事に要請しました。
要請文は、(1)米軍岩国基地における飛行訓練の中止(2)ヘリコプター部隊の撤退(3)事故調査の迅速な公開の三点を求めています。
応対した村武俊宏総務部理事は「米軍に事実確認と安全対策を要請している」と答えましたが、共産党の「ヘリコプターの配備について県は、『住民生活に大きな影響を及ぼすことはない』として容認したが、重大な影響をおよぼしている。容認を撤回して、撤退を強く求めるべきだ」との追及に、村武理事は「事故原因の徹底究明と徹底した点検を要請していく」と答えるにとどまりました。