2004年8月22日(日)「しんぶん赤旗」
【カイロ=小泉大介】イラクでは二十一日、各地で多国籍軍への襲撃が発生し、中南部ヒッラ近郊では午前、ポーランド軍の車列近くで自動車爆弾が爆発し、同軍兵士一人が死亡、六人が負傷しました。
同日、首都バグダッド南部では米軍が武装勢力によるロケット弾攻撃を受け、米兵二人が死亡。二十日にはバグダッド北方約百キロのサマラで、道路脇に仕掛けられた爆弾の爆発でパトロール中の米兵二人が死亡、三人が負傷しました。
イラク駐留米軍は二十一日、イラク西部のアンバル州で十八日と十九日の戦闘で米海兵隊二人が死亡したと発表。これにより、昨年三月のイラク戦争開戦以降の米兵死者総数は九百五十人に達しました。