日本共産党

2004年8月30日(月)「しんぶん赤旗」

都の「つくる会」教科書採択

新華社通信が批判論評


 【北京=小寺松雄】二十八日の中国国営新華社通信は東京発の論評で、東京都教育委員会の「新しい歴史教科書をつくる会」の侵略戦争美化の教科書採択について、「知識界、教育界の右翼人士が、著作や演説を通じて極端な民族主義を鼓吹し、とくに若い世代をだます影響力を持っている」と批判しました。

 論評は、その上で「しかし日本の大多数の市民は一定の識別力をもっている」として、都教委決定直後に三万人近い抗議署名が寄せられたことを紹介。「侵略戦争美化に反対する力を抑えることはできない。教科書で史実を改ざんしようとする企てはうまくいかないだろう」と指摘しています。



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