日本共産党

2004年9月1日(水)「しんぶん赤旗」

ヘリ墜落抗議大会に参加を

伊波市長がビラで訴え

沖縄・宜野湾


写真

市役所近くを一軒一軒訪問し、通行人にもビラを手渡し市民大会への参加を呼びかける伊波市長(左)=8月煕日、沖縄・宜野湾市

 米軍ヘリコプター墜落事故に抗議し、普天間基地の早期返還を求めて、九月五日に宜野湾市・沖縄国際大学グラウンドで開かれる宜野湾市民大会を成功させようと、同市の伊波洋一市長が三十一日、市内のスーパーマーケット前で大会参加を訴えるビラを配りました。

 A4判四ページでカラー印刷のビラは、大会への参加を呼びかける伊波市長のメッセージとともに、見開きで事故当時の現場を撮影した写真を掲載。市民の怒りの声のほか、事故発生からの経緯などを紹介しています。

 この日のビラ配布では、横断幕をはり、「私たちは事故原因の究明とすべての米軍機の飛行停止を呼びかけています。基地を閉鎖し、返還を求める大会を開きます。ぜひご参加ください」とハンドマイクで呼びかけるなか、伊波市長がビラを手渡すと、買い物客らが次々と受け取り、「私も参加します」と声をかけていきました。市長はその後、近所の商店を一軒一軒訪問し、ビラを手渡しました。

 伊波市長は「長い間苦しめられてきた基地の騒音から解放されるため、これが最後の大会になるよう成功させたい」と決意を表明しました。



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