2004年9月4日(土)「しんぶん赤旗」
沖縄県宜野湾市での米軍ヘリ墜落事故で、同市の伊波洋一市長は三日までに、米連邦議会の「海外基地見直し委員会」に、米軍普天間飛行場を早急に閉鎖すべき基地として取り上げるよう求める要請書を送付しました。
要請書で同市長は、「委員会では基地維持の予算や経費だけでなく、危険の解消も重要な検討課題としてほしい」と強調。在日米軍基地の75%が集中する沖縄の現状を視察するよう求めています。
伊波市長は七月に訪米した際、同委員会に証言書の提出を申し入れていました。要請書は事故を受けて急きょ送ったもので、正式な証言書は近く送付する予定です。