2004年9月6日(月)「しんぶん赤旗」
五日午後、沖縄国際大学(沖縄県宜野湾市)で開かれる予定だった、米軍ヘリ墜落に抗議し、普天間基地の早期撤去を求める宜野湾市民大会(主催・同実行委員会)は、台風18号による暴風雨のため、十二日に延期されました。
同日午前の実行委員会事務局会議で決まったもので、十二日の大会会場は沖縄国際大学グラウンド、開会は午後二時からで変更はありません。
大会に向けて実行委員会では、市内全戸や街頭などで三万五千枚のチラシを配布。実行委員会が取り組む、普天間基地の早期返還、辺野古沖移設を再考することなどを求める署名は、これまでに一万人を超えて寄せられています。
同実行委員長の伊波洋一宜野湾市長は、「台風なので延期はやむを得ませんが、大会成功のために準備してくださっていた市民の方々が参加できなかったことは残念です。明日からの取り組みで、さらに市民の参加を広げ、十二日の大会を大きく成功させたい」とコメントしました。