2004年9月14日(火)「しんぶん赤旗」
|
日本共産党の市田忠義書記局長は十二日、沖縄・宜野湾市の沖縄国際大学で開かれた宜野湾市民大会に参加しました。会場で、伊波洋一市長、伊佐敏男市議会議長、沖縄国際大学の渡久地朝明学長らを激励し、あいさつと握手をかわしました。
会場では、参加者の求めに応じ、「いっしょにがんばりましょう」と語りかけながら、握手しました。
地元マスコミから、大会参加の感想を問われ、「この市民大会を一番注目しているのは、日本政府だと思う。参加者をみると、子ども連れの姿など、普段こういった集会に参加されていない方の姿が多い。静かだが、ふつふつと体の底からわき出る県民の怒りが伝わってくる」と語りました。
そのうえで、大会決議に、沖縄の米軍基地を県内でたらい回しにすることを取り決めた沖縄に関する日米特別行動委員会(SACO)合意の「見直し」が盛りこまれていることを指摘。「政府は、この声に耳を傾けるべきだ。基地と人間の安全な暮らしは両立しない」と語りました。