2004年9月17日(金)「しんぶん赤旗」
|
「憲法改悪反対の運動を全国で前進させよう」と「憲法改悪反対共同センター」が十六日夜、東京都内の全労連会館で四十一団体の代表、約百人の参加で発足しました。
全国革新懇の代表世話人である全商連の国分稔会長、全日本民医連の肥田●会長、全労連の熊谷金道議長、新日本婦人の会の高田公子会長、民青同盟の姫井二郎委員長、農民連の佐々木健三会長の六氏が呼びかけたものです。
主催者を代表して全労連の熊谷金道議長が「広範な労働者、国民のなかに憲法改悪阻止、九条を守ろうとの声と行動を大きく広げ、改憲をねらう側の攻撃を封じ込めるような国民世論を結集するため全力をあげよう」とあいさつしました。
発足会で確認したアピールは、(1)地方・地域、職場、学園で網の目のように学習運動を推進する(2)各界・各層の幅広い人々と憲法懇談会を開き、大江健三郎さん、加藤周一さんら著名な九氏が発足させた「九条の会」のよびかけへの賛同を広げる(3)創造的な宣伝を推進し、毎月九日に全国いっせいに宣伝する(4)多くの団体がとりくんでいる署名運動を通じて、国民過半数の意思を結集する―を呼びかけています。
事務所を全労連に置くことを確認しました。
日本共産党を代表して山口富男衆院議員があいさつしました。
これに先立ち、六団体の代表らが新宿駅西口で憲法改悪反対の署名行動を繰り広げました。