2004年10月8日(金)「しんぶん赤旗」
米軍F15戦闘機の空中接触事故を受け、米軍嘉手納基地を抱える沖縄県沖縄市議会は七日、臨時議会を開き、「米軍機事故に歯止めが掛からない異常事態に県民の米軍に対する不信感と怒りは頂点に達しており、断じて許せない」などとする抗議決議と意見書を全会一致で採択しました。
抗議決議などは「一歩間違えば大惨事につながることから嘉手納基地周辺住民は激しい怒りを覚えるとともに、大きな不安を抱いている」と指摘。(1)事故原因が究明されるまで同機種の飛行訓練中止(2)すべての外来機の撤退―など四項目を日米政府双方に求めました。