2004年10月11日(月)「しんぶん赤旗」
日本国憲法の改悪に反対し、憲法九条を守ろうと山形県民署名大運動の成功をめざす県民連絡会が十日、山形市ビッグウィングで結成総会を開き、県内各地から百八十余人が参加しました。
「九条の会」のアピールに賛同し、山形県内の医師、文化人、大学教官、宗教者など広範な著名人二十人が、立場の違いを超えて結成をよびかけたもの。山形大の高木紘一教授が準備会を代表してあいさつ。改憲の策動の一方で広がる世界の平和の流れを紹介し、「地域から九条を守れの声を上げていく責任が私たちにある」と結成への思いをのべました。
よびかけ人から、山中洋(生協共立社理事長)、為本六花治(山形大名誉教授)、九里廣志(九里学園高校長)、高橋敬治(至誠堂病院長)、鈴木実(児童文学者)の五氏が、「女性、若い人たちへこの運動を広げよう」など九条と平和を守る決意を熱く訴えました。
地域ごとに連絡会をつくり、九条を守る県民過半数署名運動、県内一万カ所の学習対話集会などの活動を確認。会の名称を「九条の会アピールを支持し、憲法改悪反対、九条を守ろうの県民大運動連絡会」(略称・九条を守ろう連絡会)としました。