日本共産党

2004年10月16日(土)「しんぶん赤旗」

改憲反対運動を促進

シンポ開催 ポスターも

革新懇代表世話人会


写真
憲法問題などを討議した全国革新懇の代表世話人会=15日、東京・文京区内

 全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)は十五日、東京・文京区内で代表世話人会を開き、憲法問題を中心にした情勢討議を行い、憲法改悪反対運動の促進へ、憲法ポスターの作製、来年一月末に憲法問題のシンポジウムを開催することを確認しました。

 討議では、調査期間満了が近づいている衆院憲法調査会が最終報告をまとめて、それを国会に押しつけ、改憲路線を敷こうとする動きがすすんでいることなどが出され、憲法改悪反対運動を急ピッチで広げていくことが求められていると強調されました。

 また、在日米軍「再編」問題で米軍と自衛隊との「一体化」がはかられ、米軍に従った自衛隊の世界派兵がすすめられていることや、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策の全頭検査「見直し」の動きは米政府の圧力によるものだとの指摘がされました。

 確認した憲法シンポジウムは東京で開き、経済、人権、地方自治などさまざまな角度から九条を検証することも申し合わせました。

 九月に開いた総会・全国交流会について、各地の経験から憲法改悪反対運動に多くの人びとを結集する可能性が示されたことや、革新懇組織を目的意識的に広げている教訓などについて感想が出されました。



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