2004年10月25日(月)「しんぶん赤旗」
日本共産党の市田忠義書記局長は二十四日、NHK「日曜討論」で、大きな被害を出した新潟県中越地震について、「まず亡くなられた方に心からお悔やみ申し上げます。被害を受けられた方に心からお見舞いを申し上げたいと思います」と述べました。
そのうえで、「実情をつかみ、ボランティアも呼びかけていますが救援に全力をあげながら、必要な補正予算を組むとか、激甚災害指定も必要です。住宅も壊れているわけですから、個人資産に対するきちんとした支援もできるような万全な対策をとる必要があります。現状をしっかりつかんで必要な対策を、予算上の措置も含めてとれるように全力を尽くしたい」と、早急な救援と個人補償も含めた予算措置を求めました。
自民党の武部勤幹事長は「予備費が五千億円ほどあるが、これをどんどん使って心配をかけない。当然、必要があれば補正予算を措置する」と述べました。