2004年11月12日(金)「しんぶん赤旗」
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「イラクのファルージャ市民を救おう」。日本原水協は十一日、東京・有楽町で、米軍のファルージャ攻撃中止と自衛隊の撤退を求める緊急の「銀座反戦トーク」を行いました。
長さ三メートルの横断幕や、ファルージャへの攻撃で犠牲になった市民の生々しい写真パネルを並べて行動。中学生や高校生が作詞した平和を願う歌も、ギター演奏で歌われました。
参加者は、ブッシュ米大統領と日本政府への抗議先を書いたビラを配布。青年たちが「ファルージャへの攻撃を中止させる声をあげていきましょう」と訴え、日本平和委員会の佐藤光雄代表理事、日本原水協の高草木博事務局長らが次々とマイクを握りました。
高草木事務局長は「抵抗できない市民に銃口を向けることは許されない。イラクでの軍事攻撃、殺りくをやめるように声をあげましょう」と訴えました。
写真家の郡山総一郎さんがメッセージを寄せ、紹介されました。「アメリカが行っている行為は苦しみ、怒り、悲しみしか生みません。アメリカはファルージャ市民に対しての殺りくをやめ、イラクからの即時撤退をしなければなりません」とのべています。
抗議行動には新日本婦人の会、全日本民医連、東京原水協、日本のうたごえ全国協議会の団体からも参加しました。