2004年11月12日(金)「しんぶん赤旗」
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【ワシントン=遠藤誠二】米軍によるイラク・ファルージャへの攻撃に反対する米市民が十日夕、ホワイトハウス前で抗議デモを行いました。デモは反戦連合体の「国際ANSWER(戦争阻止と人種差別停止を今こそ)」が主催。数十人がホワイトハウス前の歩道で「われわれの部隊を引き揚げよ」などと書かれたプラカードを掲げ、輪をつくり行進しました。
国際ANSWER代表の一人、ブライアン・ベッカー氏は「テロリストを掃討するといって攻撃を始めたが、ファルージャに住む数万人の民間人がテロに関係しているというのか。再選されたブッシュ大統領の新たな四年間は、再び血に塗られたものになる」と語り、ファルージャ攻撃の停止を訴えました。