2004年11月16日(火)「しんぶん赤旗」
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自衛隊のイラクからの撤退を求める市民と国会議員の緊急院内集会が十五日午後、衆院議員会館で開かれ、日本共産党、民主党、社民党、無所属の衆参十三議員を含む約三百人(主催者発表)が参加。ファルージャでの米軍の蛮行をやめさせ、野党三党共同提案のイラク特措法廃止法案を成立させ、イラクから自衛隊を撤退させようと訴えました。
戦争反対・有事をつくるな!市民緊急行動、平和をつくり出す宗教者ネット、平和を実現するキリスト者ネットの三市民団体が呼びかけたもの。
日本共産党の志位和夫委員長が、無法な武力弾圧を即時中止させよう、とよびかけました。民主党団体交流委員長の樽床伸二衆院議員は「野党一体となって自衛隊をイラクから撤退させるたたかいをやりたい」、社民党の福島瑞穂党首は「イラク特措法に賛成した人にも、撤回するよう働きかけていこう」とそれぞれあいさつ。無所属の糸数慶子参院議員らが発言しました。
市民団体の代表らが「戦争をやめさせることは大人の責任だ」、「アジアの人々とも手をとりあっていこう」と決意表明。安保破棄中央実行委員会の西川征矢事務局長は、米大使館への抗議行動を行ったことなどを紹介し、「私たちが考えている以上に運動は広がっている。世論を大きく結集しよう」と訴えました。