2004年11月22日(月)「しんぶん赤旗」
井上ひさし、加藤周一ら九氏の呼びかけた「九条の会」を映画分野でもと、「映画人九条の会」の結成準備が進んでいます。
黒木和雄、羽田澄子、降旗康男、山田洋次の各監督や高村倉太郎（日本映画撮影監督協会名誉会長）、堀北昌子（スクリプター）、小山内美江子（脚本家）の各氏ら映画各界の十二人が呼びかけ人となり、九条の会アピールへの賛同と「映画人九条の会」への参加を呼びかけてきたものです。
準備会には、会への参加申し込みが続々と寄せられ三百五十人以上に。賛同者には、大林宣彦（監督）、鈴木敏夫（プロデューサー）、吉永小百合（俳優）の各氏ほか多彩な人たちが含まれています。
二十四日午後六時四十五分から、東京・文京区民センターで、「憲法九条を奪われたら映画はどうなる！？」をテーマに結成集会が開かれ、準備会は参加を呼びかけています。戦時下のアニメ「桃太郎 海の神兵」上映と呼びかけ人でもある高畑勲監督の講演「アニメと戦争」があります。
準備会事務局＝電話０３（５６８９）３９７０。
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