2004年11月28日(日)「しんぶん赤旗」
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全国革新懇と茅ケ崎革新懇は二十七日、神奈川県茅ケ崎市で憲法制定五十八年を記念した市民のつどい「憲法が花ひらく平和な日本を」を開催し、百六十人が参加しました。
航空労組連絡会の内田妙子議長が「国際航空職場から考える平和と憲法」と題して講演。今日のような草の根の取り組みを積み重ね、継続することで、憲法改悪を許さない大きな流れになるとの思いを語り、「みなさんと一緒に何としても憲法を守り抜く決意です」と話しました。
また、航空労働者を軍事活動に無理やり従事させる有事法制の危険性を指摘し、平和があってこそ航空産業が発展することを強調しました。
第一部では、松平晃さんがトランペット演奏をおこない、村井しげるさんがアコーディオンで浅草演歌を独演。参加者が演奏に合わせて歌うなど、会場が一体となりました。
参加した茅ケ崎市の溝口芳子さん(52)は「講演を聞いて、平和を守らなければ労働者の権利が守れないと実感しました。憲法を守るためにできることから参加していきたい」と話し、「革新懇のつどい参加は初めて」という高井桂子さん(62)は「講演も演奏も良かった。これから憲法問題を勉強していきたい」と話していました。
つどい終了後、参加者は、茅ケ崎駅前で「憲法を守る反戦スタンディング」と憲法改悪反対の署名行動をおこない、市民にアピールしました。