日本共産党

2004年12月6日(月)「しんぶん赤旗」

民間教育団体が「九条の会」

反戦の決意さらに強く


 大江健三郎、加藤周一の両氏ら九氏による「九条の会」に呼応し、教育諸分野の五十四団体が加盟する日本民間教育研究団体連絡会(民教連)が五日、民教連「九条の会」を結成しました。

 東京・和光小学校で七十人が参加して開かれた代表者会は、その発足を確認し、声明案を採択、賛同を広くよびかけ、来年四月十七日に集会を開くことを決めました。

 声明案は、憲法・教育基本法「改正」は、「お上」が決めた「こころ」に子どもをはめこみ、教師にそれを強制するもので、そういう軍国主義教育に反対すると表明。「教え子を再び戦場に送るな」の決意をさらに強く高く掲げ、両法を守り生かす行動にとりくむとしています。

 声明よびかけ人二十三氏(第一次分)は、民教連代表世話人の中原正木氏のほか、新英語教育研究会・柳沢民雄、数学教育協議会・野崎昭弘、家庭科教育研究者連盟・斉藤弘子、学校体育研究同志会・森敏生、地理教育研究会・小山昌矩、全国民主主義教育研究会・浅井基文、教育科学研究会・田中孝彦、全国生活指導研究協議会・折出健二の各氏らです。



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