2005年1月31日(月)「しんぶん赤旗」

10人全員が当選

北九州市議選で日本共産党


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水町勝利・市議団長の勇退を受けて引き継ぎ、初当選を果たした井上真吾氏(右から3人目)=30日、北九州市八幡東区

 全国注視のもと三十日投票された北九州市議選(定数六十四)は即日開票され、日本共産党は十人全員当選を果たしました。市政のムダ遣いをただし市民の暮らしを守る唯一の野党への市民の期待が集まった結果です。投票率は49・35%で、初めて50%を割りました。

 定数五に六人が立候補した戸畑区は荒川徹氏(51)が五選を果たしました。一人はみ出しの八幡東区(同六)は新人の井上真吾氏(28)が今期で勇退する水町勝利市議団長の後を継いで初当選。定数八に十人立候補の門司区は橋本和生氏(53)が四選、一人はみ出しの小倉南区(同十一)で、藤沢かよ氏(55)が再選、柳井誠氏(49)が三期目の当選を決めました。

 定数十三に十七人が立候補し混戦となった小倉北区は、現職の原博道氏(66)が五期目の当選、衆院選候補となった田村貴昭氏からバトンタッチした新人の大石正信氏(46)もその議席を守りました。定数十五に二十人の八幡西区は、石田康高氏(57)=六選=、原田里美氏(57)=三選=がそろって激戦を制しました。

 若松区は無投票で野依謙介氏(43)=現=が再選しました。

 今後の国政選挙、東京都議選への流れを占う選挙として各党とも党首クラスを投入するなど総力戦を展開。日本共産党はAIM(アジア太平洋インポートマート)やコムシティなど大型開発のムダ遣いと国保証取り上げなどの市民いじめの市政・「オール与党」を厳しく批判。「オール与党」陣営が弁解、言い訳に回るなど、日本共産党が論戦をリードしました。



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