2005年2月8日(火)「しんぶん赤旗」 消費税“最低3%上げる必要”政府税調の石会長が発言政府税制調査会(首相の諮問機関)の石弘光会長は七日、時事通信社の単独インタビューに応じ、年金・医療など社会保障費財源確保のために、「消費税率は最低3%程度は上げなければならない」との考えを明らかにしました。 石氏は、「消費税率は(現在の5%から)最低3%程度は上げないといけない。10%にするかどうかは景気動向を考慮すべきだが、今後は税率を7、8%にするか、10%まで一度に引き上げるかが議論になる」と強調しました。 また、今後の消費税論議の進め方について、「政府税調では十月以降、消費税引き上げに関する本格的な議論に入る。福祉目的税化の是非や(生活必需品に低税率を適用する)軽減税率導入などがテーマだ」との見通しを示しました。 |