2005年3月3日(木)「しんぶん赤旗」
消費税増税の動きに反対
3党合意の協議再開の動きで
志位委員長が表明
|
日本共産党の志位和夫委員長は二日の国会内での会見で、記者団から自民、公明、民主の三党が、年金問題での三党合意にもとづく協議を再開しようとしていることについて問われ、「消費税増税という方向の動きに、きっぱり反対していく」と表明しました。
志位氏は、三党合意が結ばれた当初から、日本共産党が「『年金財源』を口実に消費税増税に道筋をつけようとしているところに、最大の問題点がある」と批判してきたことを強調。低所得の人に重い負担になる消費税増税を、社会保障財源にあてようというのは、「まったく邪道の考え方だ」と批判しました。
三党合意にもとづき、衆参両院の厚生労働委員会に小委員会が設置される場合の対応について、「どういう名目でつくられるかを見極めて(賛否の)態度を表明するが、国会でつくられる機関には、どのようなものであれ、私たちは参加し、私たちの主張をのべていく」とのべました。