2005年3月15日(火)「しんぶん赤旗」
一つの中国、平和的な
話し合いの立場堅持を
反国家分裂法で市田書記局長
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日本共産党の市田忠義書記局長は十四日の記者会見で、中国の全人代が採択した「反国家分裂法」について記者団に問われ、「一つの中国の立場」「平和的な話し合いの立場」を堅持することが重要だとの考えを示しました。
市田氏は、中台問題をめぐる「一つの中国」という立場は国際的にも認知されていると指摘。「『台湾住民の民心の支持を獲得することが大事だ』と、機会あるごとに平和的な話し合いによる解決の重要性を中国側に伝えてきた」とのべました。