2005年5月21日(土)「しんぶん赤旗」

200万人会員目指す

消費税なくす会常任世話人会

　消費税をなくす全国の会は十八日、都内で常任世話人会を開き、「消費税の増税阻止へ、二百万人の会員をめざして運動を強化しよう」と話しあいました。

　会議では、消費税増税をめぐる情勢が報告され、各地の取り組みを交流しました。

　「中小業者の廃業相談が次々とある。この上、消費税の増税なんてとんでもない」（埼玉）、「意見ポスターづくりをつうじて千三百二十二人が入会」（東京・台東）と話し合いました。

　「入会署名は難しい」という声についても討論。「入会署名は、対話を通じて『増税ノー』の世論を形にしていく運動」「消費税をなくす会は会費のない個人参加のボランティアの会。国民の多数を結集できる新しい特徴をもって結成された」ことを積極的に訴えようと確認しました。

　街頭宣伝を毎月続け人口の二割の四万人の会員を突破した神奈川・港南の会は、市民から「あなたたちの宣伝に出会うと、消費税はなくさなければと思います」との声がかけられるまでになった活動を紹介しました。