2005年7月30日(土)「しんぶん赤旗」
靖国参拝中止求める
首相に全国革新懇
全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)は二十九日、内閣府を訪ね、小泉純一郎首相は靖国神社参拝をやめるべきだと申し入れ書を手渡しました。小林洋二、四位直毅両代表世話人、岡崎民人・全商連事務局長、近藤奈津子・民主青年同盟副委員長、荒川和明事務室長が参加しました。
申し入れ書は、靖国神社への首相の参拝は侵略戦争の正当化・美化という同神社の戦争観と同じ立場に立っていることを意味すると指摘。日本外交のゆきづまりを深刻化させる参拝はきっぱりやめるべきだと求めています。
参加者も小泉首相の靖国参拝に今年はかつてなく批判の声が内外から高まっていることを指摘。「業者はいまアジアとの経済関係を深めている。日本が孤立しないためにも参拝は中止すべきだ」「日本の青年はアジアの青年との友好を求めている」と述べました。内閣府の担当者は「みなさんの気持ちを官邸にきちんと伝える」と発言しました。