2005年8月15日(月)「しんぶん赤旗」
米兵6人殺害される
イラク 死者総数1852人に
【カイロ=小泉大介】イラク駐留米軍は十四日、同国で十二日から十四日にかけて米兵六人が殺害されたと発表しました。米兵死者は今月だけで四十人以上にのぼり、一昨年三月のイラク戦争開戦以降の死者総数は少なくとも千八百五十二人に達しました。
発表によると、十四日には西部ルトバでパトロール中の米軍部隊が道路脇爆弾攻撃を受け、兵士一人が死亡、三人が負傷。十三日にはバグダッド西部で同様の攻撃で一人が死亡しました。十二日にはバグダッド北方のトゥズで道路脇爆弾の爆発で三人が死亡。同日にはバグダッドで一人が射殺体で発見されました。
米軍司令官は十二日、同軍部隊に対する道路脇爆弾の攻撃が、この一年間で二倍に増加していると指摘していました。