2005年8月16日(火)「しんぶん赤旗」
「特別国会で郵政法案成立」
官房長官発言を批判
日本共産党の市田忠義書記局長は十五日の会見で、細田博之官房長官が同日、衆院選で自公与党が過半数を獲得した場合に特別国会で郵政民営化法案の成立をめざす考えを示したことについて言及。「何を今ごろいっているのか。衆院でわずか五票差で可決、参院では大差で否決され国会は法案に道理なしという審判をしたのだから、それをきちんと受け止めて廃案になったものは断念するのが議会制民主主義の本来の立場だ。総選挙の結果もまだ分からない段階で、特別国会の会期を長期にして成立をめざすなどよくいえたものだ」と批判しました。