2005年8月19日(金)「しんぶん赤旗」

歴史のわい曲  許さない

全教・全教組が共同声明


 全日本教職員組合(全教)と韓国の全国教職員労働組合(全教組)は十八日、大阪市で始まった教研集会会場で記者会見し、「子どもたちの未来と北東アジアの平和のために力をあわせよう」との共同声明を発表しました。声明では、小泉首相の靖国参拝中止を求め、歴史の真実をゆがめる動きに反対する運動を、ともにすすめるとしています。

 韓国の全教組は、教研集会に招待されたものです。会見には、全教から石元巌委員長、全教組からパク・キョンファ主席副委員長とパク・サンデ真の教育実践委員長が出席しました。

 声明に署名した後、石元委員長は「全教組からの呼びかけを積極的に受けとめた。共同声明は、アジアと世界の平和に寄与するでしょう」とのべました。パク・キョンファ主席副委員長は「何よりも子どもたちの平和と明るい未来のために共に力を合わせていきたい。韓国に帰って日本の平和のとりくみを紹介したい」とのべました。


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