2005年9月17日(土)「しんぶん赤旗」
増税たまらん 訴え響く
消費税をなくす会
東京・巣鴨
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「やっぱり出てきた定率減税の全廃、消費税の増税。大増税ノーの声をあげましょう」と消費税をなくす全国の会は十六日、東京・豊島区の巣鴨地蔵通り商店街でハンドマイクで訴え、ビラを配布しました。
「高齢者の原宿」とよばれる巣鴨。買い物客やとげぬき地蔵に参拝する人でにぎわいをみせていますが、「以前より、ずっと減った」と商店主らはいいます。
会員たちが「サラリーマン大増税・定率減税は許さない」のボードや横断幕を掲げ、「総選挙では、自民・公明与党は増税隠しに終始しました。選挙が終わったとたん、谷垣財務相が“増税は国民も認めている”といいだしました。こんな国民だましが許せますか」と訴えると、何人もの人が足をとめ、一時は人だかりに。
「自民党は取りすぎ。国民をもっと苦しめるのでは」「消費税が上げられて10%を超すの」と声を張りあげる人も。
「『国の財政が大変』というけど、こんなに税金のムダ遣いがある」と書いたパネルをのぞき込んだ二十九歳の男性は「増税するより巨大な公共事業のムダ遣いをやめさせるべきです」と話していました。