2005年9月21日(水)「しんぶん赤旗」
浜岡原発
プルサーマルやめよ
共産党静岡県委が中電要請
中部電力が発表した二〇一〇年度からの浜岡原発4号機(静岡県御前崎市)へのプルサーマル導入計画について、日本共産党静岡県委員会と党県議団は二十日、中電静岡支店を訪ね、直ちに撤回するよう要請しました。
平賀高成・参院静岡選挙区候補、花井征二、酒井政男、梶野完治の三県議らが参加しました。
花井県議団長は、「相次ぐ事故で浜岡原発自体の安全性に信頼がおけないのに、東海地震が迫る中でプルサーマルを導入するなど、とんでもない」と強調。プルサーマルの安全性について制御棒のききが悪くなることや、核燃料棒中に数倍から数十倍の高レベル放射性廃棄物が蓄積されることなどの問題を指摘し撤回を強く求めました。
応対した藤井良直静岡支店総務部長は、「プルサーマルは核燃料サイクルを推進する大きな柱」と答えました。