2005年9月22日(木)「しんぶん赤旗」

イラク

米兵へ攻撃 8人死亡

死者総数1900人超える


 【カイロ=小泉大介】イラク駐留米軍は二十日、同軍への武装勢力の攻撃により、米兵八人が死亡したと発表しました。これにより、一昨年三月のイラク戦争開戦以降の米兵死者総数は千九百七人となりました。

 発表によれば、首都バグダッド北方で二十日、道路脇爆弾攻撃で米憲兵隊員一人が死亡。西部ラマディ近郊では十九日、米軍車列を狙った道路脇爆弾による攻撃が二度発生し、米海兵隊員四人が死亡しました。

 また二十日には、バグダッドで十六日に米軍戦車が爆弾攻撃を受け、米兵三人が死亡したことも公表されました。

 さらに駐イラク米大使館は二十日、イラク北部モスルで十九日、米外交団が乗った車列が自動車爆弾を使った自爆攻撃をうけ、警備担当の米外交官一人と民間警備会社所属の米国人三人が死亡したと発表しました。


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