2005年10月17日(月)「しんぶん赤旗」
子らに平和な日本を
市田書記局長、石井副委員長が訴え
参院神奈川補選
日本共産党のはたの君枝さん=前参院議員=は十六日、石井郁子副委員長・衆院議員、横浜市内の金沢文庫、港南台両駅前で街頭演説をしました。同日は、市田忠義書記局長も、はたのさんとともに県内で訴えました。
港南台駅前では、党女性後援会の人たちが「大増税ストップ」「憲法9条まもる」「基地強化ノー」と書かれた赤色のエプロンを身にまとって一緒に宣伝。通行人がビラを受け取り、立ち止まって演説に耳をかたむけました。
石井氏は、郵政民営化や障害者「自立支援」法案など、数の横暴で強行した小泉内閣、自民・公明与党と悪政を競い合う民主党に正面から対決するたしかな野党、日本共産党が、国会で大きくなることの重要性を強調しました。
さらに、はたのさんが国会議員として三十人学級や乳幼児医療費無料化の実現に力を尽くし、米軍基地撤去・強化反対でも政府に厳しく迫ってきたと紹介。キャンプ座間への米陸軍第一軍団司令部移転やアメリカの無法なイラク戦争の問題にふれ、「子どもたちに平和な神奈川、日本を渡していこうと思うみなさんの声はこぞって、はたの君枝さんに託してほしい」と呼びかけました。
はたのさんは、自民党が保育所の施設整備費予算を二〇〇二年の半分にしたことや、民主党が「子ども手当」の財源をサラリーマン増税となる扶養控除の廃止などに求めていることを批判し、「子育てでも、はたの君枝に託していただきたい」と呼びかけました。
宣伝に参加した新婦人内後援会の中田悦子さん(75)は「平和がなくなると、何もできません。憲法九条を守って、基地強化をやめさせるために、はたのさんを国会に送りたい」と話しました。