2005年10月24日(月)「しんぶん赤旗」
82% 多国籍軍に反対
イラク人
“治安責任果たす”は1%未満
■英国防省が調査
英国防省がイラク人を対象に八月に実施した秘密の世論調査で、82%が多国籍軍の駐留に「強く反対」していることが明らかになりました。
英紙サンデー・テレグラフ二十三日付がとりあげたもの。
調査によると、駐留多国籍軍部隊が治安の改善で責任を果たしていると考えているのは1%未満でした。
67%が占領によって治安が悪化していると答えています。72%が多国籍軍を信頼していないとしています。
イラク全土で多発している米英軍を対象にした自爆攻撃にはイラク人の45%が正当化されると考えており、英軍が管轄する四州のひとつ、南部マイサン州においては65%にも達しました。