2006年1月5日(木)「しんぶん赤旗」
“大増税にストップ”
「消費税をなくす会」が行動
「一人ひとりの願いを合わせて、くらしのすみずみから税金をとる消費税増税にストップをかける年にしましょう」―。消費税をなくす全国の会の「消費税の大増税を許すな! 全国・草の根からのウエーブ」が新年のスタートをきりました。
全国の会と東京の会、江東の会は四日、初詣での人でにぎわう東京・江東区の富岡八幡宮前で署名・宣伝しました。
「消費税二ケタへのアップ、サラリーマン増税を許すな」と書いた横断幕を掲げ、「消費税いろはかるた」へのシール投票と、消費税大増税に反対する「国会請願署名」「なくす会入会署名」の協力をよびかけました。
「私と息子家族の健康をお願いしてきました」と話すのは、品川区から参拝に来た男性(68)。「小泉首相は『在任中は消費税増税はしない』といっているけど、しっかり増税準備をすすめているよね。増税よりも、公共事業とか無駄遣いをなくす方が先だと思う」
縁起物の白羽の矢を持った会社員の男性(52)は「定率減税がなくなるとか、所得税控除が見直されると聞いているし、増税ばかりでは納得いかない」と署名しました。
五歳の男児を肩ぐるました父親は「なんにでもかかる消費税は、ない方がいいですよね」と話し、いろはかるたの「盗人(ぬすっと)たけだけし税金のムダ使い」にシールをはりました。