2006年1月13日(金)「しんぶん赤旗」
消費税の大増税止めよう
各地で 各界連が新春宣伝
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「生活も景気も破壊する消費税、庶民大増税を許さない」―。消費税廃止各界連絡会が十二日、東京都台東区の浅草寺雷門前で、新春宣伝・署名行動をしました。京都など各地でも、各界連が宣伝をくり広げました。
十五団体五十四人が参加した雷門前。「消費税の大増税を許さない」とののぼりやエプロン姿がずらりと並びました。
「二〇〇六年は、消費税率アップを許すかどうかの、たたかいの正念場の年です。署名で大増税をはね返す年にしていきましょう」と元気よく訴え、参拝客や観光客が、消費税の大増税に反対する署名に応じました。
荒川区から三歳の娘と来たという男性(30)は「車に洋服、食費と何にでもかかる。消費税はない方がいいですよね」といいます。「10%なんて、とんでもない」と妻とそろって署名しました。
パートの仕事を終えた後、参拝に来た女性(66)=江東区=は「消費税率が二ケタにされれば、もう何も買わないつもりです。暮らしの楽しみがなくなる。貧富の差が激しくなっているのに、政府の人は、お年寄りや子どもたちと弱い人にばかりしわ寄せをすることをしています」と話します。
日本共産党の大門実紀史参院議員も、消費税増税・庶民大増税を阻止するため、国会内外で奮闘すると表明しました。