2006年1月20日(金)「しんぶん赤旗」
小会派の発言保障を
共産・社民が議長申し入れ
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日本共産党と社民党は十九日、参院の本会議質疑、議院運営委員会の委員配置について、扇千景議長、溝手顕正議運委員長に申し入れしました。
参院では、十人未満の会派には、本会議質疑が政府四演説と決算報告に対する質疑以外は認められていません。議運については委員配分されず、理事会へのオブザーバー出席もできないでいます。
申し入れた日本共産党の吉川春子参院議員団長、井上哲士参院国対委員長、社民党の又市征治幹事長は、小会派の発言の保障は参院改革の重要な柱として位置付けられ、参議院改革協議会でも繰り返し要請してきたことを説明し、発言の拡大へ引き続く努力を求めました。
扇議長は「与党の議運の理事が代わったので新たなメンバーの中で検討するよう私からも申し上げます」と答えました。