2006年1月21日(土)「しんぶん赤旗」
全国から国会要請
願い込め103万署名提出
「黙っているわけにはいかない。私たちのたたかいいかんだ」。暮らしや平和にかかわる悪法が目白押しの通常国会が開会した二十日、労組や民主団体は、署名の提出や院内集会の開催など国会要請行動をおこないました。全国から約三百人がかけつけました。
国民大運動実行委員会と中央社会保障推進協議会、安保破棄中央実行委員会の三団体が呼びかけたもの。「職場や地域からの共同の力で悪法を打ち返し、諸要求の実現を」と熱気に包まれました。近年にない規模となる約百三万人分の署名を日本共産党国会議員団に提出。署名数が発表されると「おーっ」と感嘆の声があがりました。
署名を詰めた四十箱以上の段ボール箱が山積みにされた議員面会所では、各団体代表が決意を表明。新日本婦人の会の石崎聡子さん(26)が代表して、石井郁子衆院議員に署名を手渡し、「どれだけ世論を広げられるか、大事なドキドキの国会です。署名に込められた多くの思いを胸に運動を強めたい」と話しました。
院内集会には百三十人が参加。全労連の熊谷金道議長が「悪政に反対する広範な国民と結びついた共同を大きなスケールで広げ、力をあわせて頑張ろう」と呼びかけました。
国会要請には日本共産党から衆・参国会議員が多数参加しました。