2006年1月24日(火)「しんぶん赤旗」
問われる「構造改革」路線
小池政策委員長が談話
日本共産党の小池晃政策委員長は、ライブドア事件で同社の堀江貴文社長が逮捕されたことについて、次の談話を発表しました。
本日、東京地検特捜部は、ライブドア社の堀江貴文社長を、証券取引法違反容疑で逮捕した。堀江氏が主導したとみられる偽計や風説の流布は、投資家・証券市場をあざむく重大な犯罪行為であり、逮捕し全容を解明することは当然である。
同時に、今回の問題を通じて、小泉内閣がすすめる「構造改革」路線そのものが問われている。小泉内閣は、一般投資家保護や不正な取引に対する監視体制をなおざりにしたまま、マネーゲームを助長する一方的な規制緩和をすすめてきた。しかも、自民党は、堀江氏を「構造改革の成果」と持ち上げ、総選挙で最大限に利用した。こうした小泉内閣・自民党の責任は重大であり、その責任も徹底して追及していく。