2006年1月27日(金)「しんぶん赤旗」
「構造改革」のゆがみ正す
塩川衆院議員・田村参院選挙区候補が訴え
東京・新宿
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日本共産党の塩川鉄也衆院議員、来年夏の参院選東京選挙区から日本共産党公認で立候補する田村智子さん(党東京都委員)が二十六日夜、東京・新宿で街頭演説しました。
田村さんは、「命を守る、平和を守る日本共産党のかけがえのない議席を緒方靖夫議員から受け継ぐ決意です」と、支援を訴え。「小泉改革」のもとで、正規社員の派遣労働者への置き換えが進み、人間を物のように使い捨てにする企業が増えている実情をあげ、「働く皆さんを犠牲にし続ける政治、構造改革のゆがみを一緒に正していきましょう」と呼びかけました。
塩川氏は、「海外で戦争する日本にさせないため、憲法九条を守るため全力をあげます」とのべました。
最後まで熱心に聞いていた中年フリーターの男性(56)は「自給八百円で働いているが、今の派遣労働の実態は本当にひどい。田村さんの話は大変わかりやすく、若いお母さんという感じがとてもいいですね」と感想をのべました。
街頭宣伝では憲法九条を守る署名を呼びかけ、大学生などが署名に応じていました。