2006年2月4日(土)「しんぶん赤旗」
補正予算が成立
米軍再編調査費等
共産党は反対
二〇〇五年度補正予算は、三日の参院本会議で自民、公明両党の賛成多数で可決、成立しました。日本共産党、民主党、社民党など野党は反対しました。
補正予算は総額四兆五千二百十九億円。なかには沖縄のキャンプ・シュワブへの新基地建設のための調査費をはじめ、米軍基地再編のための調査費三億円が計上されています。
日本共産党は、災害対策など被害者救済のための補正予算は当然としつつ、米軍再編のための予算には賛成できないという立場です。また、アスベスト対策経費が住民の運動を反映して盛り込まれたものの、被害者の真の救済のためにはきわめて不十分なものです。
補正予算案は本会議に先立ち、同日午後の参院予算委員会で可決されました。