2006年2月10日(金)「しんぶん赤旗」

保育所整備費

補正予算で充足

小林議員質問に厚労省


 二〇〇五年度予算で百九十億円が不足していた保育所整備費について、当初は計上されない予定だった同補正予算に二百七十五億円が盛り込まれ、不足分が解消することが分かりました。八日の参院少子高齢社会調査会で、日本共産党の小林みえこ議員の質問に厚労省が回答したもの。

 小林議員は昨年十月の同調査会で、〇五年度予算の内示額では地方自治体の要望件数に対し個所数で53・8%、金額で38%にとどまっており、補正予算で対応することを求めていました。八日の調査会で小林氏の質問に対し厚労省の北井久美子雇用均等・児童家庭局長が、補正予算に二百七十五億円を計上しており、保育所改築や増築、創設の要望にこたえられると答弁しました。

 小林議員は、全国的に保育所で103%の児童を受け入れており七万人オーバーしているため、いっそうの保育所整備事業拡大を求めました。中野清厚労副大臣は「保育所整備のニーズにこたえるため強力に頑張りたい」と答えました。


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