2006年2月14日(火)「しんぶん赤旗」
集配局廃止問題で調査
高知 吉井議員ら郵便局など訪問
地域郵便局から集配局を大幅に廃止しようとしている問題で、日本共産党の吉井英勝衆院議員ら国会調査団が十二、十三の両日、高知県内で調査をおこないました。
十三日には、集配業務の廃止が計画される越知(おち)町の越知郵便局を訪問、井上美三・郵便局長と懇談しました。
井上局長は「どう統合するか上からまだ話がない。報道以上のことはわかりません」とのベ、集配業務の担当職員が九人にのぼることなど業務内容を説明しました。
また、過疎化の中、郵便局と競合しているため、宅急便がサービスを下げずにやっていることや、郵便局長みずからが農産物などの、郵便小包を増やしてもらう営業をおこない十六年前に二百個にすぎなかった文旦(ぶんたん)の小包を三千個にした努力などを語りました。
吉井議員は「郵便局が、地域の経済や暮らしをささえるために貢献していることがよくわかりました」とのべました。
十二日は、高知市内で郵政民営化に反対する「郵政公社を考える高知の会」会員と交流しました。