2006年3月27日(月)「しんぶん赤旗」
“中古家電 全面対象外に”
業者・若者ら反PSEイベント
東京・新宿 塩川衆院議員あいさつ
電気用品安全法(PSE法)により、PSEマークのない中古家電の販売を禁止しようとした問題で、二十六日、東京・JR新宿駅東口近くの広場で、中古家電を使った街頭アピールなどの「反PSE大イベント」が繰り広げられました。リサイクルショップ「素人の乱5号店」(東京・杉並区)が企画。リサイクル業者や若者ら百人余が参加し、署名をよびかけました。
「PSE法にとどめを刺せ」との横断幕を掲げた宣伝カーでは、中古の音響機器でロック音楽が流されました。イベントをインターネットで知り集まってきた若者たちは、思いおもいの衣装を身につけ、手作りのプラカードでアピール。ハンドマイクで、「素人は素人なりに、おかしいという思いを伝えたい。ニート、フリーターが中古品を買えなくなる悪法反対」などと訴えました。
「国会議員がよく駆けつけてくれました」と、大きな拍手で迎えられた日本共産党の塩川鉄也衆院議員は、「経済産業大臣に、中古品は法律の対象外ですとはっきりと認めさせていきたい。さらに国会で追及していきます」と連帯のあいさつをしました。