2006年4月21日(金)「しんぶん赤旗」
東門さん勝利へ女性集会
沖縄市 石井副委員長ら訴え
「沖縄初の女性市長を誕生させよう」。沖縄市長選挙(二十三日投票)で、東門みつこさん=日本共産党、社民党、社大党、民主党など五党が推薦=の勝利をめざす「燃える女性集会」が二十日夜、沖縄市の中頭教育会館ホールで開かれました。会場には熱気あふれる六百人の女性たち。最終盤、宣伝や対話に奮闘し、東門勝利への大波をつくる決意を固め合いました。
鳴り響くすずの音と大きな拍手。赤いスーツにひまわりの花飾りを胸につけた東門さんは、「市民の力を結集して国にきっぱりものがいえる市長をめざす」と強調。「市民の命、健康、安全が守れる市政実現のために、みなさんの大きな力をおかしください」と述べ、最後の最後まで全力でたたかいぬく決意を表明しました。
日本共産党の石井郁子副委員長、社民党の土井たか子名誉党首ら女性の政党代表もぞくぞくと駆けつけ訴えました。
石井氏は、政府による新基地押し付けという歴史的な局面で、自公まるがかえの新人候補との一騎打ちでたたかわれる沖縄市長選の意義を強調。「東門さんの勝利は、政府の基地押し付けをはね返す大きな力になる。東門さんの勝利で、子どもたちの未来を守る平和な沖縄をつくりましょう」と力をこめて訴えました。
嘉手納基地のゲート近くの諸見里から参加した女性(72)は「沖縄市は爆音がひどく米兵の事件も多い。国やアメリカにしっかりとものをいえるのは東門さんだけ。なんとしても勝たして基地をなくしたい」と熱く語っていました。
集会に先立ち、石井氏は「沖縄市を元気にする市民の会」事務所を訪れ激励し、街頭で東門さん支持を呼びかけました。